環境保全型農業で地域活性化を図るには?

環境保全型農業を地域活性化やまちづくりにつなげていくには、どうしたらいいでしょうか?『稲作SDGsをお米のプロに学ぶ』著者 たにりり が、令和5年度の「コウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラム」で講演しました。

 

このフォーラムは関東各地において、自然を守り次代に繋げる取り組みを行う自治体の連携組織として、平成22年に設立されました。現在、27自治体が参加。各自治体ではその取り組みの一環として、環境にやさしい農業を行っています。

今回、「これからの取り組みを加速させるために、お米と地域を元気にする話を」とご依頼をいただき、『稲作SDGsで作る魅力ある地域』と題して、事例を交えてお話させていただきました。

 

コウノトリやトキ、様々な生きものたちが生息する環境を稲作から作り、それをまちづくりや地域活性化につなげていくことは、これからの自治体にとって大切なことです。

わたしが提唱する「稲作SDGs」とは、日本では古来から稲作を中心として、人々の暮らしと自然が共生し、持続可能な社会を作ってきたことを意味します。現代の社会でも「稲作SDGs」に軸を置くことで、様々な形で地域活性化を図ることができるのではないでしょうか。

お聴きくださった自治体関係者のみなさんに、少しでもお役に立てたなら光栄です。